お仕事の話
最近はおもいきりブログをさぼりがちですね。こんにちは。
一回書いてみたかったこれまでのお仕事の話をします。*1
誰も興味ないかもしれませんが、ここは私のブログなので書きたいように書く。異論は認めない。
そもそも私は中学生のころから、「ゲームのプログラマー」になりたいと思っていました。
私の中学生の頃といえば、DSやWiiあたりが全盛期で、市場を握っていた頃です。
昔からパソコンをいじるのは好きだった私は、なんとなーく「パソコンを使った仕事につくんだろうな。」と思っていました。
そんなある日、将来のために、この世に存在する職業についていろいろ調べてみた結果、「ゲームプログラマー」という職業を見つけ、大したきっかけもなくいつの間にか目指すようになっていました。
その道を進むと決めて以降は、進路選択の基準が出来上がっていたので、迷いなく決断することができました。*2
そして時は進んで就職をしました。
就活に失敗してしまい、ゲーム業界には入れず、SESのIT企業に入社しました。
どういう業種かと端的にいうと、よその会社に客先常駐という形で送られ、そちらのエンジニアとして仕事をするというものです。*3
自分の入社した会社は、わずかながらゲーム業界とのつながりもあり、そこに微かな希望を残しておりましたが、残念ながら初現場はお固めのIT企業でした。
そこで、最初のうちは毎日定時でも余裕なレベルなのですが、同じ本社の先輩のプロジェクトに合流してから地獄を見ました。
いわゆる炎上案件だったのですが、客先が海外で、仕様がコロコロする、他会社の実装との連携がうまくいかない、新しく入ったもう一人の先輩とそりが合わないの地獄のような惨状でした。
微かに存在する良かった点は、技術力なら一応ついたことです。
その次のプロジェクトも酷い有様だったのですが*4、ここで転機が訪れます。
自分は入社直後から「できればゲーム業界に行きたい」と宣言しており、それが客先の方にも伝わっていたらしく、「うちの会社では希望の案件は出せない」と、契約の終了(打ち切りではなく更新なし)を切り出されたのです。
その結果次の現場を探さなければならないのですが、そこで営業の方が、自分の話から「ソーシャルゲームの開発・運営エンジニア」の案件を取ってきてくださいました。
経験0だった私ですが、それを承知で取ってくれたらしく、幸い面談でもOKが出たので今年の頭から晴れてゲーム業界に入ることができました。*5
ただし、ゲーム業界でよく聞く話というのは、「やることの難易度が高い」「遊びの延長線上でメリハリがなくなる」「残業がえげつなく多い」といった話です。
これに関しては、少なくとも私の環境においては問題なかったです。
業務については、未経験の私でもできるようなところからちょっとずつステップアップする形で、進めていけたので、問題なく習得していけました。
メリハリについてはこれは私個人の感想になるのですが、「普通の会社」の「真面目に仕事をする」空気がそもそも苦手だったので、業務中にプロジェクトのゲームをやることがむしろ推奨されていたり、当たり前のように全員イヤホンをつけているような環境はむしろ過ごしやすいです。*6
残業については、定時にすぐに帰る人は確かに少ないのですが、1時間もすれば、管理職より下の人は帰っているという次第です。
というのも、基本的に裁量が個人個人にあるので、ようは期日までに作業が終わればよいのです。それに加えて無理のあるような業務量が降ってこないので、問題なく帰宅できます。*7
もちろんソシャゲは運営の都合上、休日や夜間に出勤することも稀ながらありますが、その場合はきちんと代休を取っているようです。*8
また、これらの一例に付随するものなのかはわかりませんが、宿場における周囲を取り巻く人間がすごく良いです。
全体的に人を「責める」ことをしないのです。ミスに対しておおらかという訳ではありませんが、その人に対して怒るといった指導の仕方をせず、あくまで次回はこうしようといった説明になるため、恐怖から萎縮するといったことは一切起きません。*9
あくまでゲーム会社の一例にすぎませんが、この現場に関しては割とホワイトだと思います。
そんな感じでエンジニアとしてUnityやPHPを操って、主にイベントの実装や改修、その他手が空いた際に定常系の業務をやったりしています。
今の現場はかなり気に入っているので、正直可能なら中途で入社したいなー・・・
そんなわけで、やりたいとわーわー騒いでいたらやらせてもらえたという話でした。
やりたいことがあったら周囲に行っておくと思わぬところで味方ができる時があるので試してみるといいかもしれません。
俺も自社開発のエンジニアになりてえ〜!!!!!
いつもと違って具体的な叫び声でした。
おわり
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